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花見川ネット通信80号発行
花見川ネット通信80号2012/秋を掲載します。
B4版表裏の限られた誌面であり、言葉足らずな面があるかと思います。ご不明な点、ご意見などありましたらお寄せください。お待ちしています。
●「2012 被災地の現在」 ということで被災地訪問記事を掲載しました。この秋、私たちは現地の状況を知りたくて、被災地各地を訪問しました。9月福島県南相馬市、岩手県大槌町、10月福島県福島市・郡山市・いわき市・楢葉町、岩手県三陸町です。議会報告の後に報告を載せています。
12月4日13時半よりその報告会を予定しています。(詳細は後日)一緒にこれからを考えていきたいと思います。




2012年度第3回定例会 議会報告
 
決算を承認しました
東日本大震災や長引く不況の影響はあったものの、千葉市の2011年度決算は、国の補正予選による財政出動や交付税により、予定していた市債管理基金からの借入をやめた上でも、実質収支16億9千万円の黒字でした。市債残高は前年比130億円減少。今後も市債発行は抑制が図られ、毎年100億円程度縮減される計画です。

 既に次年度の予算編成が始まっています。削減できるものは限られていますが、遅れている小中学校の耐震補強事業等は最優先して欲しいですね。

● 議案から
いきいきセンターの指定管理 非公募議案に反対

いきいきプラザやいきいきセンターは60歳以上を対象に各種相談、教養・レクリエーションなどの講座を行う無料の施設。看護師や理学療法士などの専門スタッフが必要で、民間団体が担うには難しいため、今後指定管理は社会福祉事業団に行わせる、と言う議案が提示されましたが、反対しました。
市民ネットワークはいきいきセンターなどの小さな施設運営は、高齢者の見守り等を担うNPOや市民団体も増えているので、育成する方向を持って欲しいと考えています。

● 一般質問から
誰のための公民館?  指定管理納得できますか?

今議会で突然、教育振興財団による非公募の指定管理を検討しているとの表明がありました。社会教育委員会議も、公民館運営審議会も市民も置いてきぼりのままにです。
公民館は、市民が生活の中から見つけた気づきを学びの種として広げ、地域課題の解決に繋げていく、民主主義の学校です。指定管理に変わることで、有料化、職員の待遇悪化、事業の効率性優先、運営審議会の廃止、使用許可権限の濫用などの懸念があります。
 議論がないままの、指定管理制度導入は NO!

被災地を訪問して 

2012 福島の現在(いま)

福島の現状を知りたいと、有志4名で郡山市、福島市、楢葉町、いわき市を訪問した。日弁連主催「原発事故、子ども・被災者支援法 福島フォーラム」にも参加し、多くの方からお話を伺うことができた。
郡山市は未だに放射能空間線量が高く、人口流出が続いている。蛇石郁子市議(みどりの未来)を訪問。3.11以前から脱原発を目指して活動してきた蛇石さんは「今が変わり目。」「福島から首都圏にエネルギーを送ってきた、その地方を犠牲にしないでほしい。エネルギーの地産地消を。」と語った。

蛇石さんの紹介で市民ボランティア運営の「3a郡山市」(市民放射能測定室)に。食べ物や保養情報がたくさんあり、子どもの健康を心配する母親たちの情報交換の場になっている。
代表の野口さんと、宮崎さんからお話を伺った。二人とも小中学生を持つ母親だ。郡山に留まっていることの迷いや不安も語られたが、むしろ「放射能問題について意識していない人にどうしたら分かってもらえるか。アタックしていきたい」との言葉に、「安全キャンペーン」によって分断されたひとり一人を繋いでいこうとする強い意志を感じた。
郡山で行われた「原発事故、子ども・被災者支援法 福島フォーラム」では、「避難すること、福島に留まること、いかなる選択も保障されること。」「すべての被災者への補償と支援を求める」という切実な発言が相次いだ。これは、私たちにとっても大きな課題であると思う。    宮田 敬子

県ネット被災地ツアー
    宮城の3団体を訪ねて

 昨年度、元気ファンドの特別枠として災害復興活動への支援を行いました。情報紙を送付している方々に支援のお願いをしたところ60万円余のカンパが集まりました。全国24団体から応募があり、7団体にカンパ金も含めて総額350万円の助成ができました。
今回、助成した宮城県の石巻市、登米市、南三陸町3団体を訪ね、交流してきました。ガレキは片付けられつつあるものの地震で地盤が落ち込み、水溜りがあちこちにできています。3階の屋上を越える16.5mの津波に襲われた南三陸町の防災庁舎跡は鉄骨の骨組みだけが残っており、まだ発見されていない職員もいるとの話でした。
3団体は近海魚の放射能汚染調査で沿岸漁業を支援する団体、手作業をとおしての女性の自立支援、復興まちづくりと、それぞれの活動は異なりますが、使途を限定しない元気ファンドが有効に活かされていることが確認できました。

※元気ファンド;市民ネットワーク会員・支援者からのカンパ金で作られた、市民活動支援のための基金

市民ネットワーク千葉県共同代表 竹内悦子


福島を訪れてこそ・・・
震災のこと、皆さんは、今何を思っていますか?
よその国でないその地に、妙な感覚を覚えてしまうほかの被災地とも明らかに違う何かを・・・。そこに住む人々も、自分たちに私たちに、違和感のようなものを感じているのだろうか?

街に見える一見変わらぬ姿と、そのうちに隠れた見えないものの存在。沿岸部や避難地域に行って初めて目に映る変化。矛盾しているように聞こえるかもしれないが、当たり前であった日常が、当たり前でなくなり、当たり前でなかったはずの日常が、当たり前になったのだ。

メディアから得る情報、他者からの声というのは、所詮は実体験でないのだ。空気感であったり、その場に自ら立たねば決してわかることのない何かがある。

原発に放射能、この事ばかりが取沙汰され、いつしかその他がなかったようになっていませんか?現実は、福島でも地震や津波の被害が本当に大きいということ。それは、この震災で被害に遭われた全ての地域、方々に言えるということを、あらためて再認識していただきたいのです。

「わからないから、わかりたい。わからないけど、わかりたい」この想いを大切にしていきたい。

傷つけてしまうかもしれない。放射能が恐ければ福島でなくてもいいのです。どこでも、どんなかたちでもいい。少しでも寄り添っていくにはどうすればいいのか、長く付き合っていかなくてはならないひとり一人の問題として、ぜひ被災地を訪れて、自らの五感と心で何かを感じてみて下さい。
       朝日ヶ丘 N.T                 



いつまでも尊厳ある生活を
グループリビング 「ももとせ」を訪問して   望月 美江

開設した夏目さんは1級建築士。①居住者が主役②地域との共生③年金で暮らせるを基盤として運営していると語られ、様々な活動を見せていただき一つ一つ納得できる内容でした。
広い個室での自立した生活の保証はもちろんですが、居心地の良い広いリビングでは、朝夕の食事の材料の購入や調理など互いの支え合いがあります。「誰かに必要とされ、帰りを待っている人がいる生活は素晴らしい」と話す入居者の言葉が何よりこの施設の有様を示していると思いました。
別棟にはアトリエ(コミュニティスペース)があり、季節ごとのコンサート、メディカル体操、折り紙教室など地域に住む人々と楽しみながらつながりを深めていく活動が行われています。地元の公津小学校4年生の「花いっぱい」活動で毎年子供たちとの交流も深めています。
夏休みには福島第一原発近くの小中学生や家族を数日間招待し、地域の子供たちとの交流の時を持たれたことにも脱帽です。
単に老人施設で介護されるのではなく、「生きる」を根幹にして大切に運営されている住まいだと感じ帰宅しました。

2012年7月・9月の放射能定点測定結果
放射性セシウム134の半減期は約2年。地上100cmでは概ね以前より低くなっていますが、側溝・窪地などには溜まってきているようです。(転記できていません。お問い合わせください)

●土壌調査;「子どもを放射能からまもる会in千葉」が測定してきた小中学校15校の土壌調査結果がでました。風・校内整備による砂・落ち葉の集積している所、雨樋が排水管に直結していない場所には、放射能濃縮が各学校で見うけられました。
詳細は同会ホームページprotectchildren311.blog.fc2.comをご覧ください。
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